2014年2月14日金曜日

四方山物語episode 0  バレンタインとは・・・




カチャカチャカチャ・・・

あの、四方山部長これよろしければ・・・

(うわあああ~ヨモコくんからのチョコレート!!
期待してしまっていた自分が何だか情けないが
義理だと分かってはいても
う、嬉しい 嬉しすぎる)

(だが、あえてクールにふるまう自分もいるのだ)

ああ、ありがとう!
今日は14日か
悪いねえ私なんぞにまで

とんでもないです!
部長にはお世話になっていますし
このような機会がないと
感謝の気持ちもお伝えできません(きっぱり)

(か、感謝?)

こちらのお店の方に伺ったのですが
チョコレートには
ダージリンやウバが合うらしいのです
いかがでしょう?
今日はストレートティーで香りを楽しむのは・・・

この間とはまた違う種類の紅茶なんだね
おやっこれは
チョコレートのかかったクッキーかい?

いえ、スコーンという焼き菓子です
紅茶にとても良く合いますよ
これはバレンタインバージョンで
全てのミニスコーンに
4種類のチョコレートをコーティングして
6個全て違う味なんですって

はぁ~そうなんだ
うん、程よく甘さも抑え目で食べやすいね
ウバってのもきりっとしていて
なかなかうまいもんだねえ
ヨモコくんも一緒にどうだい?

ありがとうございます!
でも私は自分の分と家族の分と
友達の分もお店で予約して購入したので
大丈夫です! (にこっ)

(え?予約までして自分の分??
ちょっ・・待って家族って?
友達ってなんでよ
バレンタインて何なのよ
最近の若い子は知らないのか?
自分の分って訳わかんないよ
そもそも2月14日は感謝を伝える日だったかい? 

ねえ、ヨモコく~ん!!)

---------------------------------------

2014年バレンタインは四方山部長の知る
バブリーな時代のものとは少しばかり
様子が違ってきたようである
(本命だの義理チョコだの
もうそんなものですらないような・・・
だけど何だかとても楽しそうだ!)

女子の気持ちが全く理解できない
四方山部長の困惑は次回へ続く!!

→ episode1 ミルクティーはそんなに甘くない